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大島ゼミ(経済学で考える日本経済・ビジネス・財政)希望者へ

 この2〜30年ほどの間に、経済学の活用の場は大きく広がっています。経済学はいわゆる経済を研究する学問にとどまらず、医療や教育、労働など私たちの生活全般や社会に関わる学問分野になっています。一方でビジネスや財政など経済らしい問題の分析にもますます重要なツールとなり、社会人や経営者にも必要な素養となっています(財政とは政府の経済活動のことで、税や公共事業、社会保障、民営化などを含む)。
 大島ゼミナールではこのような経済学を用いて、経済社会、ビジネス・財政の様々な問題を考え、研究し、発表や質疑応答を行います。経済学入門1で学んだミクロ経済学とその応用というイメージです(したがって経済学入門1が苦手だった、嫌だったという人には向きません)。ゼミの運営なども通じて、社会に出ても必要なコミュニケーション能力を養います。
 就活を終えたゼミ生たちから、面接でゼミ活動の話にとても反応があった、などと聞いています。熱心に取り組むほど多くを得られるでしょう。私はむかし会社員をしていたので、その視点から面接練習もできます。


ゼミ合宿にて

 現在、ゼミは水曜の午後に行っています。経済学入門1で学んだ道具(需要曲線、供給曲線など)に加えて、ゲーム理論や回帰分析(データをパソコンに入力して世の中の様々な相関関係を調べる)などを学んで使います。テキストのほか、新聞記事を使って経済社会・ビジネス・財政に関して議論します。不明なことを調べておくなど十分準備をしてくること、積極的に質問・議論することが大事です。また、社会見学(過去には東証や羽田空港に行きました)や夏合宿を行う予定です。
 テキストを決めて皆で読んでいきます。発表担当個所を割り振り、発表者はレジュメ(要点を簡潔にまとめた紙)を作って皆に配布し、他のメンバーは発表を聞いて質問や議論をします。最近は伊藤元重『ビジネス・エコノミクス』第2版(日本経済新聞出版)という本を読んでいます。

 ゼミ生には以下のことが求められます。

  • 他の活動のためにゼミ活動を欠席しないこと
  • 遅刻・無断欠席禁止
  • 全てのゼミ活動中の喫煙禁止(懇親会含む)
  • 挨拶励行! コミュニケーションの基本です
 また、経済学入門1の内容、特に教科書の4章まで(完全競争市場や価格弾力性)は忘れていたら復習しておいて下さい。教科書も捨てたり売ったりせず取っておくこと!
 私が担当する財政学A・Bの履修を推奨します(強制ではありません)。税や公共サービスなど財政は世の中のすべての人が当事者です。国は借金をどんどん増やしても大丈夫といったおかしな言説が広まる昨今、皆に学んで欲しい学問です。

 3年生から(現2年生)の入室も受け付けています。令和6年度は実践的な回帰分析の入門書をテキストに使っています。原則として2年生のゼミ(ゼミナール1・2)にも参加してもらいます。したがって、相応の努力が必要です。

 当ゼミに関心のある人は、必ず当ゼミの Google Classroom に参加して下さい(学生ポータルや募集要項でクラスコードを確認すること)。ゼミ入室に関するお知らせなどをこちらで行います。編入・転部・転籍学生で入室を希望する人は、教務課の指示に従い、ooshima.kousuke (at) nihon-u.ac.jp 宛にメールで連絡して下さい。
 


商学部インゼミ大会

 

ゼミ合宿より

 

インター大会@近畿大学

 

ゼミ合宿より

 

ゼミ合宿にて1期生と

 
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