おすすめの本 とテレビ

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【学生の基本】

非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門  飯間浩明 (2008)  ディスカヴァー・トゥエンティワン
 論文やレポートは「問い」と「答え」と言われても、そもそも「問い」を見つけられないという人に。事例が豊富で的確。

 
頭のいい人の「質問力」と「返事力」  和田秀樹 (2007)  新講社
 黙ってる人は損してる。授業やゼミで活用して、将来に活かそう。

 
原稿用紙10枚を書く力  斎藤孝 (2004)  大和書房
 訓練すれば書くのが楽になり、賢くもなれる! 文庫版 (2007 ) も登場。


なぜ勉強するのか?  鈴木光司 (2006)  ソフトバンク新書
 知識の蓄積でも、いい会社に入るためでもない。やや偏った主張もあるが、読む価値は大。

 
漢文の素養  加藤徹 (2006)  光文社新書
 くだけた感じで読みやすい。よく生きるために教養も大事。日本史・中国史ファンにもお薦め。

 
「できる人」はどこがちがうのか  斎藤孝 (2001)  ちくま新書
 スポーツ、勉強、あらゆる学びに関わる上達論。

【経済全般】

競争社会の歩き方  大竹文雄 (2017)  中公新書
 競争社会と聞くと嫌な感じを受けるかも知れないが、競争が個人と社会にもたらす長所を多数の事例を挙げて説く。

経済セミナー  日本評論社
 隔月刊誌。機械学習や災害と経済学など各号の特集と、行動経済学や書評などの連載記事。経済学系のゼミ生や関心のある人はぜひ。

【企業・経営】

SHOE DOG  フィル・ナイト (2017)  東洋経済新報社
 イチオシ。ナイキ創業者の赤裸々な自伝。スリリングで引き込まれる。日本との関係が深く、登場する日本人たちが堂々としていて印象的。

誰がアパレルを殺すのか  杉原淳一・染原睦美 (2017)  日経BP社
 不振に苦しむアパレル業界の内幕と新たな動き。

ゲームのルールを変えろ  高岡浩三 (2013)  ダイヤモンド社
 著者はネスレ日本社長(当時)。ネスカフェアンバサダーなどアイディアを実行しビジネスを変えてきた。日本企業や会社員、学生への指摘は厳しいが有益。

不格好経営 ― チームDeNAの挑戦  南場智子 (2013)  日本経済新聞出版社
 トラブル続出! ベンチャーの起業と経営の話として面白い。

伝統の逆襲 ― 日本の技が世界ブランドになる日  奥山清行 (2007) 祥伝社
 フェラーリ・エンツォをデザインした著者が、ものづくりと日本人を熱く論じる。ホワイトカラーに厳しすぎるのは難だが、一読の価値あり。

本田宗一郎 夢を力に  本田宗一郎 (2001)  日本経済新聞社(文庫)
 日経連載の「私の履歴書」とその後のホンダをまとめた文庫本。かなり無茶もした人だが、その挑戦心と独創へのこだわりは半端でないことが分かる。

「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明  伊神満 (2018)  日経BP社
 なぜ大企業が新興企業に負けるのか? 回帰分析がおおよそでも分かっているとかなり面白い。

 
【おすすめのテレビ番組】

ガイアの夜明け テレビ東京系列 金曜午後10時
 ニュースではカバーできない経済の現場を追うドキュメンタリー。

カンブリア宮殿 テレビ東京系列 木曜午後11時06分
 様々な経済人への取材+トークショー。司会は村上龍と小池栄子。

 
時にはテレビを消して、本を読みましょう。

 


 ここに挙げたものはごく一例であり、言うまでもなくほかにも良い本は数多くあります。実際にページを繰ってみて、各自の目的とレベルに合ったものを選んで下さい。


 
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